Wednesday, September 16, 2009

ないけどある世界

季節は全く逆、そして時間帯も真逆だけど、色が今時の夕暮れとリンクしてる気がしませんか?3月、ギリシャの朝日の中のロバさんです。
(ところで、今ちょっとびっくりしたのが、同じモニタで同じ写真を見てるのに、アップしてるサイトによって色がホンマに違う!ってこと。これ、Googleのアカウント(タダです^^;)を持ってるともれなくついてくるPicasaっていう写真をアップロードできるスペースから引っ張ってきてるんですが、Picasaではすごく赤色なんです!PCではもっと黄色かったのに・・・ってショック受けてたら、bloggerへリンクしたのを見たら、赤が弱くなっててアレレー?って。そういえばflickrでもPCで見てるのより色が地味になる気がする・・・なんで??不思議だー!)

最近ずっとハマってるのがいしいしんじさんなのですが、彼の描く世界はドロドロのおとぎ話的な世界で、私の大好きなイラストレーターの描くイラストをすごく彷彿させるのです。現実にはどこにもない、けれどもリアルに存在する世界。透明な美しいものと例えようのない色の毒が混じり合う世界。
土曜日:絵描きの植田さん(新潮文庫)
これもブランコ乗り同様泣けたです。イラストもすごく好きで、ハードカバー版を買えばよかったなぁ、と。
日曜日〜月曜日:プラネタリウムのふたご(講談社文庫)
奇跡って悲しい。けど暗い夜空の中で強い輝きを放つ。
月曜日〜火曜日:ポーの話(新潮文庫)
私にとって憧れの場所を連想させ、なおかつぬめぬめした感触、乾いた空気、キラキラまぶしい泡の映像世界へ連れて行ってくれる。
どれもすごく気に入ってしまい、甲乙つけ難いです。

donkey from a fiction / Polaroid SX-70 / @Santorini, 03172009

2 comments:

  1. 雰囲気のあるロバ君だね。こういう感じ凄く好き。

    言葉の栄養ありがとう。てれてしまう。がんばらねば〜^^;
    「絵描きの植田さん」のイラストレーターさん、植田真さんという方なんだけど、原画がそれはもう綺麗で素敵です。去年からの展示ほとんど見に行ってるよ。19日からも青山ビリケンギャラリーで展示あるから行く予定〜。

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  2. ロバって、どうしようもなくたたずまいが切ないというか・・・なんでやろ。
    私もすごく好き!な世界を醸し出してくれる。

    栄養になった?でもマジで芯にある気持ちよー。
    植田真さん。いいねー!原画、見てみたいよ~~!
    絵描きの~はイラストだけ繰り返し見てます^^(ひとまずほかの小説読みたいので。笑)

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